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教えるのが好き! 人と関わるのが好き! 

2023年4月5日
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声楽家・合唱指揮者 柳田 るり子 さん   (シーズレター2023.4.1号)  取材のために初めてお会いしてすぐ、柳田さんが放つ‘何か’が、自分を包んで染みこんでくるような気がした。この人は、周りを「元気にしちゃう」人だ、と直感した。  秋田生まれ。小中学校時代は合唱部に所属し、ピアノ伴奏を担当した。高校入学後、ピアニストを目指そうとしたが、指導者から「その指の長さではプロは無理!」と言われる。でも、それには続きがあった。「きみは歌だよ!歌をやってみなさい」その言葉を信じて声楽に転向すると、すぐその魅力にとりつかれ、東京の音大の声楽科へ進む。卒業後ももっと勉強を続けたかったが、大学院は狭き門。後ろ髪を引かれつつ帰郷した。  その後すぐに、結婚し多摩市へ。3人の娘を持ち、生活は子ども中心となったが、音楽好きは変わらず、自宅でピアノ教室を開き、娘の幼稚園のPTA合唱団に入った。多摩ニュータウンは開発真っただ中の活気あふれる時期。様々な活動に参加し、中心的な役割を担うことも多くなる中で、仲間がどんどん増えていった。その後、家族でドイツに渡ることに。現地で音楽活動をする機会にも恵まれ、約3年間を過ごした。「日本でもドイツでも、ほんとにいい出会いばかり」と笑い、「人とつながっていることが大事」という。  多摩での音楽活動のベースとなっているのが、「Ever Green Voce(エヴァーグリーンヴォーチェ)」での合唱指導だ。娘の中学校のPTA合唱団から始まり、20数年も活動が続いている。8年前、柳田さんが実家の事情で秋田に引っ越すことになると、「先生に指導してもらえないなら、解散するしかありません。交通費を私たちが持つから続けてほしい」とまで懇願された。気持ちに応えたいと思い、以来、なんと毎週、片道約4時間かけて秋田と多摩を往復しながら、複数の合唱団やボイストレーニングの指導、高校の非常勤講師にも就いている。「教えるのが好き!人と関わるのが好き!」は柳田さんの言葉をそのままお借りしたのだが、まさしく心からの思いなのだろう。  本当は若い頃にもっと声楽家としてのキャリアを積みたかった。でも、子育ても一生懸命やりたかった。子どもたちはとうに独立し、還暦の節目となった昨年、「若い人が歌うのとはちがう、歌への思いを存分に表現できるよ」と恩師に背中を押され、初めてのリサイタル...

「働き方 私流」をお引越ししました!

2023年4月3日
 シーズレターの特集記事「働き方 私流」を、2023年4月よりBloggerへお引越ししました。過去の記事は、 こちら からご覧ください。