「働き方 私流」をお引越ししました! リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 2023年4月3日 シーズレターの特集記事「働き方 私流」を、2023年4月よりBloggerへお引越ししました。過去の記事は、こちらからご覧ください。 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ
心のよりどころになるような地域の居場所をつくる 2024年10月1日 多摩市グリーンボランティア連絡会 事務局長代理 NPO法人麻の葉 理事長 松澤 朋子 さん (シーズレター2024.10.1号) シーズネットワークが多摩市から運営を受託しているパルテノン多摩こどもひろばOLIVEでは、今年3月に「竹笛・ドングリ工作」、5月に「竹あそび」を開催し、7月には七夕の笹をたくさん飾ることができた。素材の準備や工作の講師を務めてくれた「多摩グリーンボランティア森木会」の運営をサポートしているのが、「多摩市グリーンボランティア連絡会(GV連絡会)」事務局長代理の松澤さんだ。 出身は神奈川県厚木市。山や川が近く、自然に触れる機会の多い環境で育つ。実家は三世代同居で、20代のうちから祖母の介護や家事に携わっていたという。結婚後、3人の子どもを育てる間も東久留米市など、東京でありながら自然豊かな地域で過ごし、12年前に多摩市へ。末っ子が幼稚園児の頃、GV連絡会の事務局をしていた友人に誘われてグリーンボランティア初級講座に参加。すぐに事務局の仕事をしないかとスカウトされた。 GV連絡会は、多摩中央公園にある「多摩市立グリーンライブセンター」の運営や、環境保全等を行う団体の活動をサポートしている。松澤さんは、事務局としてグリーンボランティア講座を毎年運営しながら、雑木林の保全の学びを続け、今では自身のライフワークとなった。雑木林の保全作業は毎年同じことの繰り返しだが、「どういう森にしようか」とみんなで相談して決めていいんだと知って楽しくなったという。今は事務局長代理として、講座の企画運営やボランティア団体とともに行うフィールドワークに携わっている。2025年春のグリーンライブセンターリニューアルオープンに向けて、まさに頑張りどころだ。 一方、「NPO法人麻の葉」は、いつまでも住み慣れた街で安心して暮らしていけるように、居場所事業やデイサービス、ケアプランなどの介護事業を行っている団体だ。設立24年目、地域に密着した活動を長く続けている。松澤さんは、8年前に自宅近くの「ふらっと麻の葉(現・Caféあさの葉)」で、週2日ぐらい地域でお手伝いができたら、と関わり始め、今年6月、法人の理事長に就任することになった。次代を担う新理事長として法人経営の安定を考えつつ、今は正会員全員の声を聴いているところだという。 GV連絡会と麻の葉は、「市民... 続きを読む
“働かないアリ”として働いてゆく! 2024年4月8日 サイエンスライター・多摩市科学あそびの会 伊沢 尚子 さん (シーズレター2024.4.1号) 取材の始めに「肩書きは、サイエンスライター?」と尋ねたら、「“科学の周りをフラフラしている人”かなぁ…」と、いきなりとぼける伊沢さん。『カビのふしぎ』『バナナのはなし』などの子ども向け科学絵本のほか、大人向けの著書もある。「次、出版したい企画は?」と尋ねると、「虫の耳の話!」と目が輝いた。「人間の耳は顔の左右にあるけど、コオロギは前脚に、カマキリは胸のあたりにあるんだよ」と言われて、思わず「へぇ…なんで?」と続きを聞きたくなる。伊沢さんと話していると、科学の楽しさ、面白さに引き込まれてしまう。 大学を卒業して2年間、教育出版系の民間企業に勤めた後、有名な昆虫カメラマンの事務所へ転職。2年後、フリーのライター・編集者となり、今に至るが、フリーの仕事は波が激しい。タイトなスケジュールで仕事が集中することもあれば、まったく手が空いてしまうこともある。絵本などの企画を10本近く提案してあっても、音沙汰なく月日が過ぎ、忘れた頃に「この間の企画、本にするからよろしく」と連絡が来た途端、寝る間もないほど忙しくなったりするそうだ。 多摩市で暮らしはじめた二十数年前、2人の子どもは運良く保育園に入れたが、周りの母親たちが安定したフルタイム勤めをしている中で、「仕事が暇なときも子どもを預けていいのか?」「母親としてこれでいいのか?」と感じ、居心地が悪かった。「働いていない自分は社会に許してもらえない」と思い込み、あちこちでボランティア活動に参加するようになったが、なんとなく感じる負い目は、長い間、拭いきれなかったという。 ところが数年前、“働かないアリ”のことを知って、気持ちが晴れた。“働かないアリ”は無駄な存在に思えるが、実は、緊急事態に備える待機要員。コロニー(集団)が長く存続するために必要なのだという。「私って、仕事がないときは、社会の“働かないアリ”として働いてきたんだね。やっと自分の働き方が腑に落ちたよ」と笑う。 長い間、社会の“働かないアリ”として暮らすうち、自然に地域とのつながりが広がっていった。小学校や子ども関連施設からの依頼で科学あそびのイベントをしたり、“科学”と名の付く様々な研究会・市民団体や、環境保全、昆虫食研究などの活動に顔を出したり。民間企業... 続きを読む